ワット・ヴィスンナラートの境内に隣接するワット・アハムは、この町の人々にとって重要な意味をもつ寺院。
最初に建てられたのは1527年、その後1818年に修復されました。境内にある2本のガジュマルの木には、夫婦の聖霊「プーニュ、ニャーニュー」*が宿っているとして崇められています。
*聖霊「プーニュ、ニャーニュー」は1年に1度、ラオス正月の時期にだけ姿を現す聖霊。かつて大きな蔓がルアンパバーンの町を覆い、光が遮られて不作が続いていた時に、プーニュとニャーニュが自らの犠牲と引き換えにその蔓を断ち切り、町を救ったという伝説があります。それ以後、王族も含めてルアンパバーンに暮らす人々は、彼らを聖霊として崇めてきました。
参拝時間:8:00~17:00
拝観料:無料
アクセス:ワット・ヴィスンナラートの隣
ラオスとベトナムの建築様式が合わさった寺院で、ルアンパバーンの寺院では大変珍しい外観を持っています。敷地内には瞑想に使われるメインホールや、涅槃像を納めた横長の建物などがあります。
この寺院の見どころは、メコン川沿いのバルコニー。寺院の裏にある階段を下ると、メコン川に広がる絶景が見渡せます。特におすすめなのが日没の時間帯。僧侶たちの読経の声に耳を傾けながら、メコン川に沈む真っ赤な夕日を眺めていると、思わず時間を忘れてしまいます。また、バルコニー近くにある小さな洞窟には、仏陀の足跡が納められていて、地元の人々がお供え物を持参してやってきます。
拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料
アクセス:オールドスタジアム近く。ガイソン像が設置されている広場の裏手にあります。中心地から徒歩15分。自転車で行くのがおすすめです。